CPUクーラーも簡易水冷クーラーが各社力を入れており、メンテナンスフリーで運用出来るため手軽に導入できる様になってきました。
そこで今回はANTECの水冷クーラーである「KUHLER H2O 920」をレビューして見たいと思います。
購入はいつもの
公式サイトはこちらになります。
Intel LGA2011対応のリテンションキット同梱モデル 最新のIntel/AMDプラットフォームに対応した水冷一体型ユニット 銅製ベースプレート、ゴム製チューブ、ロープロファイルポンプ採用 PWM120mmファン×2搭載、モニタリングとコントロール機能採用 ラジエータとファンの冷却性能を強化したAntec CPUクーラー KUHLER-H2O-920-E KUHLER-H2O-920-E 製品特徴 さらに強力になった水冷一体型ユニット KUHLER-H2O-920-Eは、最新のIntel/AMDのプラットフォームに対応した水冷一体型のCPUクーラーです。KUHLER-H2O-920-Eは設置が... KUHLER-H2O-920-E【終息】 - コンピュータ関連製品の代理店事業 l 株式会社リンクスインターナショナル |
まず水冷クーラーの利点として
- 冷却効率が良い
- CPU周りがすっきりする
- エアフローを有効に活用できる
などがあげられます。
やはり水冷で有るため空冷のものより冷却効率は良いですよね。ただしこれにも注意が必要で室温以下の温度には下がりにくいようです。
またCPU周りが空冷であれば大きなフィンを搭載しなければいけなかったものが、小型のユニットをくっつけるだけなのですっきりするのと同時に、エアフローの効率が良くなります。
今まであった大きなフィンでエアフローを邪魔されていたものが無くなったので当然ですよね。
また上記の利点以外にもANTEC製品の利点で
- ANTECの製品保証期間が長く3年ほど有る
- USB接続でモニタリングや制御が可能になる
などの利点があります。
逆に不利点ですが
- 水冷ラジエターが大きすぎる
- 搭載するためのケースを選ぶ
があげられます。
良い事づくめの水冷クーラーですが肝心の水を冷やすラジエターが大型です。それをサンドするようにファンが付いていますので余計に容量を喰うことになります。
従って水冷クーラーを組むためには小さすぎるケースでは搭載できなくなります。実際自分も水冷クーラー導入のためにケースを変更しました。
コンパクトなパソコンを組むときは水冷クーラーを搭載出来ないと思った方が良いですね。
せっかくの高効率冷却システムなのでケースに縛られず導入をしてみてはどうでしょうか。実際組み上げるとメンテナンスフリーで運用も楽です。そして冷却のすばらしさを味わえることでしょう。