X

ライカのデュアルカメラ搭載「HUAWEI P9 Plus」の外観レビュー

日本でも販売されているHUAWEI P9ですが、そのフラッグシップ版と呼ばれているHUAWEI P9 Plus VIE-AL10を手に入れたので紹介してみます。

中国国内仕様の「VIE-AL10」ですがGoogle Playが入っていないなど不満点もあります。しかし基本スペックであるライカレンズ搭載デュアルカメラ、チップセットはKirin 955(2.5GHz x 4 , 1.8GHz x 4)を採用、背面に指紋認証センサーを搭載、USB Type-Cで急速充電が可能になっています。今回手に入れたのは64GBで3,988元となっております。当日のレートで6万3千円程のお値段となっておりました。

この記事の目次

パッケージにもこだわった作りがうかがえる

今回はライカ製のレンズ搭載のためかパッケージにも力を入れておりました。

最近のスマホのコンパクトなパッケージとは異なり大ぶりなパッケージが目立ちます。また箱の作りもしっかりとしていました。

P9 PlusなのでPlusの文字がきっちりと印刷されています。通常版との違いも印刷の違いだけでしょうか?

今回全面的に押し出しているLeicaのロゴが白いパッケージに良く映えています。

パッケージを開くとスマホの占有が半分ほどしかないのが見てとれます。それだけ今回の機種に力を入れているのでしょう。

付属品ですがACアダプタ、USB Type-Cケーブル、イヤホン、クリアケース、液晶保護フィルムと最初に使うもの一式が備わっているので困らないですね。またHUAWEIからはUSB Type-Cの変換アダプタもついてきました。

パッケージだけを見るとメーカーの力の入れよう、そして豪華な付属品内容を見るとこれからスマホを手にする人を取り込もうとしているのがうかがえます。

値段相応の高価な外観

最近の中国ブランドのスマホも高級路線へ進み出していますが、値段にあった作りになっています。

ステレオスピーカーで立体感溢れるサウンド

P9 Plusではステレオスピーカーを採用しています。

上部には大きな穴がぽっかりと空いています。

下部はもうiPhoneで見慣れた形状のスピーカー口がありますね。

実際にゲームをして音の出かたを確認すると立体感のあふれるサウンドでイヤフォンをつけてプレイしたような小さな音まで表現してくれています。実際このスマホでサウンドを鳴らすとイヤフォンなしで楽しめますね。

カッティング技術がデザインを引き立てている

アルミフレームのエッジはダイヤモンド加工されているためグリップは良好です。

電源ボタン、音量ボタンも精度良く配置されていますが電源ボタンの作りが特殊で指の当たる部分に滑り止め加工を施しています。そして無印P9と一番の違いが電源ボタン周りの赤い印になっています。アルマイト処理されたような鮮やかな色ですね。

ライカ製レンズ搭載のメインカメラとf1.9の明るいレンズ採用のインカメラ

背面配置のメインカメラは話題のライカレンズ採用です。このライカレンズ採用でHUAWEI P9シリーズの購入に踏み切った人も多いとおもいます。そして前面配置のインカメラはライカ製ではないのですがF値1.9の明るいレンズを採用しています。

明るいレンズを採用することにより暗所や手ぶれに強くなっているため自撮りのしやすいカメラとなっています。

背面はご存じのライカ製のレンズを搭載しています。デュアルカメラ採用となっており向かって左がカラー、右がモノクロで撮影して合成する事で画質向上に貢献しているようです。
iPhoneのようにレンズ部分の出っ張りが無いため置いても傷の心配が無いですね。でもさすがにケースをつけたいなとは思いますけど。

1秒以内にロック解除できる指紋認証におどろき

最近のスマホの定番となりつつある指紋認証ですがHUAWEI P9 Plusでは背面に配置されています。

ボタン式ではないので指を置くだけでロック解除されます。iPhoneなど前面配置の機種に見られる「ボタンクリック」「指紋認証」という2段階を踏まないので高速でロック解除してくれるのには驚きです。そしてロック解除のミスが無いのが好印象ですね。使用しているiPhone6 Plusのロック解除は最近読み取りエラーが頻発しています。

HUAWEI P9 Plusの型番について

HUAWEI P9 Plusには複数の型番が存在しているので紹介してみようと思います。

私が手に入れた物は上記画像の通り「VIE-AL10」という型番になります。それ以外に「VIE-L29」と「VIE-L09」というのが存在しております。後者2つは海外版仕様になっているのですが違いは以下のようになっています。

VIE-AL10 中国大陸版 VIE-L29 海外仕様 VIE-L09 海外仕様
SIMスロット 2枚 2枚 1枚
4G通信 通常のみ 4G+対応 4G+対応

従って日本で使用する場合一番良い選択肢は「VIE-L29」のP9 Plusである。購入時には参考にしてみてください。

HUAWEI P9 Plusのウワサ

HUAWEI P9 Plusに関するウワサをいろいろ目にしていたのですが実際に実機を手に入れての情報を述べたいと思います。

P9 Plusにはフォースタッチ搭載

これは半分正解で半分不正解です。P9 Plusには64GBモデルと128GBモデルが存在します。そして64GBにはフォースタッチ非搭載となっています。128GBモデルのみフォースタッチ搭載になっています。私が購入したHUAWEI旗本店では128GBは在庫無いで取り扱っていないのが現状です。ただしVIE-AL10だけの確認です。

3GとLTEで同時待ち受け

私が手にしているVIE-AL10での確認ですが、ある条件下で可能です。

  • SIMスロット1:どの通信携帯でも4Gまで対応
  • SIMスロット2:CDMA2000のみ3G通信可能、それ以外は2G通信限定

取扱説明書にきっちり記載されていました。メインで使用する国のSIMをいちいち入れ替えしないといけないのか?となりますがシステム内で切り替えをできるようになっているようです。

中国版P9 Plusにはライカのロゴなし

どこかで見かけたのですが中国版P9 Plusにはライカのロゴが無いとの情報でした。実際手に入れて確認するとライカのロゴはついています。ライカレンズ搭載しているのにライカのロゴを配置しないなど考えられないのですけどね。

次回はセットアップを紹介したいと思います。

クニ: デジモノ全般が大好きで購入したもの、iPhoneやZenFoneなどもニュースで見たものから実物までレビューしております。