アクションカメラ

insta360 ONE Rは次世代アクションカムになりえるのか?

insta360という360度カメラを展開しているメーカーから新機種「insta360 ONER」が販売された。発表と同時に購入して手元に届いたのでレビューしてみます。

今回購入したのは4Kワイドアングルレンズと360度レンズがセットになったスタンダードモデルで一番早くに販売開始されました。この後1インチセンサーでライカレンズモデルが出てくるようですが発売は2月以降になるようです。今回手に入れた「insta360 ONE R」でアクションカムとしての性能はどうか?というのを見ていこうと思います。

この記事の目次

4Kワイドアングルレンズでアクションカムとしての性能

まずは最初にGoProと同じようなアクションカムとして使えるレンズの性能を確認します。

搭載されているレンズの性能は

  • F値2.8
  • 焦点距離16.4mm

となっています。

F2.8であれば結構明るいレンズだと思います。実際暗所撮影をしてみましたが識別はまぁまぁ良いのですがノイズが結構のっています。どうやらISO感度を上げて暗所撮影に対応させているようにみえます。このまま暗所で使うとなると厳しい面があるのかなという印象です。

静止画HDRで撮影

 

続いて焦点距離ですが35mm換算で16.4mmという事です。GoProは15mmという焦点距離になっており数値上は広角はやや狭いのですが実際に撮影してみるとやや狭い感じです。

比較画像をみてみるとだいぶ狭い画になっております。

F値と焦点距離で比較をするとどうもこのレンズではGoProの代替え機としての性能はクリアできないかな。

360度カメラレンズでの性能

360度カメラ性能はGoProでもMAXシリーズにしかないので比較できないのですが、撮って出しだけでの性能評価になります。

insta360はもともと360度カメラで有名になったメーカーなのが納得できるほど映りは良く操作性も問題ありませんでした。しかもこちらのレンズで撮影をしておけば平面書き出しした時に超広角にも出来るのでGoPro以上に広々とした絵が切り出せます。前面レンズ2.7k、背面レンズ2.7kなので4Kの絵をというわけにはいかないのですがFullHDで使うのであれば全然事足りることになりますね。

ただしデータ容量が相当肥大化しており30分1ファイルで10GBほどのデータが出来上がります。

1日通しで使うには最低128GB、余裕があるなら256GBのMicroSDカードで運用が前提になりますね。

今回のinsta360 ONE R単体でGoProと360度カメラをまとめて1台になるかというと難しいというのが評価になります。特に4Kワイドアングルレンズは単体としての性能はそれほど優れておらずGoProでアクションカムの性能を知ってしまった方には物足りないのが現状かなという印象です。

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